VRSとは、仮想基準点方式(Virtual Reference Station)の略称です。
全国の国土地理院電子基準点データを、計算センターを通じてリアルタイムに受信して観測する技術です。
既知点にGPS受信機を設置するだけで、VRSとして生成した観測データを利用することで、新点のみの観測で済ますことができます。
仮想的な基準点を用いるGPS技術である、
VRS-GPS測量についてご紹介します。
VRSとは、仮想基準点方式(Virtual Reference Station)の略称です。
全国の国土地理院電子基準点データを、計算センターを通じてリアルタイムに受信して観測する技術です。
既知点にGPS受信機を設置するだけで、VRSとして生成した観測データを利用することで、新点のみの観測で済ますことができます。
GPS測位を行う場合、自然条件の影響や衛星自体問題により、観測データに「誤差」が発生します。
VRSは、電子基準点で取得しているリアルタイムデータと正規座標値とを24時間比較解析し、その誤差を解消した補正データの送信を行います。
【メリット】
・仮想基準点利用でGPSは1台のみでOK
・移動局の作業員1名で観測可能
・設置は数分で完了