GPSとは、Global Positioning System(汎地球測位システム)の略で、各国の衛星の電波を受信して緯度経度を測定し、位置等の計測を行う技術です。
測位には大きく単独測位と相対測位に分けられ、より精度が求められる測量業務では後者の相対測位で計測します。
相対測位と言っても様々な手法があるのですが、主に測量では干渉測位という技術を使用します。
人工衛星を活用した便利な測量技術の一つである、
GPS測量(別名:GNSS測量)についてご紹介します。
GPSとは、Global Positioning System(汎地球測位システム)の略で、各国の衛星の電波を受信して緯度経度を測定し、位置等の計測を行う技術です。
測位には大きく単独測位と相対測位に分けられ、より精度が求められる測量業務では後者の相対測位で計測します。
相対測位と言っても様々な手法があるのですが、主に測量では干渉測位という技術を使用します。
一般的なTS測量の場合は既知点から角度・距離を見て位置を測っていくため、ミリ単位の高精度な測量となります。
GPS測量は河川堤防の横断測量など、高精度の測量が不要となる場合において使用することがあります。
【メリット】
・上空が開けている箇所なら障害物が多い場所でもOK
・短い時間での測量が可能
・複数の作業員がいなくても可能
干渉測位とは、複数の受信機で同時に観測を行い、電波到達の差(位相差)から距離を求める方法です。
干渉測位にも様々な手法があり、目的に応じて利用されています。
手法 | 観測時間 | 精度 | 対応測量 |
---|---|---|---|
スタティック測位 | 約60分 | 約1cm | 1〜4級基準点測量 |
短縮スタティック測位 | 約30分 | 約2cm | 3〜4級基準点測量 |
キネマティック測位 | 1分以内 | 約2cm | 3〜4級基準点測量 地形測量 |
ケーイーテックでも案件に応じてGPS技術を用いた測量を行っており、
様々な現場にてGPS測量の実績があります。
また、こういった新しい技術を活用した測量業務の効率化を常に検討しています。